Neil English, Classic Telescopes (Patrick Moore's Practical Astronomy)
に出て来る主な英熟語、慣用句
2014年5月 舟越 和己
第1章、第2章
・Cytherean:金星 "The Cytherean phase was a delicate crescent, intensely white and sharp,
surrounded by the most gorgeous halo of unfocused blue light."これは、アクロマートで金星を見た時、それが青色のハローで囲まれていることを言っていますが、この文章の先頭のCythereanはギリシャ神話のキュテレイアで、天文学では Venusの形容詞として使うことがあるようです。
・All good things come to an end.:どんなよいことにも終わりがある
・couldn't have been more different:似ても似つかなかった
・taking his eye off the ball:お前は目標を失っている
・giving up the ghost:旧約聖書、ヨブ記に見られる表現で、「魂をあきらめる」(ここでのghostは「魂」のことです)とは元々は「死ぬ」ことをいいます。
・a different kettle of fish:「今まで料理していた鍋とは違う新しい鍋を使う」という状況で、転じて「まったく別物」という意味で使われています。
・The Age of Antonines:ローマ帝国のアントニー・ピウスとその養子マルクス・アウレリウスの二人の皇帝が統治した時代(紀元138年から180年)のことを指す。ローマ帝国に大きな戦争もなく安定し繁栄した時代(Rome's era of contentment)と言われている。
・plebs:古代共和制ローマの平民。
・nobilitas:古代共和制ローマの統治者集団。名門家系(の者)。
・unanimous verdict:満場一致の評決
・well to do:裕福な
・chattering classes:饒舌な連中
・ringing endorsement:熱烈な支持を受けて
・the length and breadth:津々浦々、隅から隅まで
・haves and have nots:持てるものと持たざるもの
・to add insult to injury:傷口に塩→追い打ちをかける
・culinary delights:おいしい料理
・all walks of life:あらゆる職業の人々
・sheer gulf:大きな隔たり
・rumour has it:世評に寄れば、風の便りに聞くと
・drinking up:(光景などを)見とれる
・weighing up:理解する
・pecking order:序列
・akin to:近い
・prodigy:天才
・died prematurely:早く亡くなる
・know next to nothing:ほんのわずかしか知らない
・take the wind out of the sails:出鼻を挫く
・magum opus:代表作(ラテン語)
・purchasing history:購入歴
・shining light:泰斗、大家
・visual acuity:視力
・myopia:近視
・dynastic business:支配的なビジネス
・light baryta flint:ライトバリタフリント
・borosilicate flint:硼珪酸フリント
・silicate crown:珪酸クラウン
・bulwark:擁護者
・champion his cause:彼を擁護する
・gravitas:荘重さ
・non the wiser:相変わらず
・if ever there was one:確かに、間違いなく
・sheer size:純然たる大きさ
・first taste:初体験
・devitrification:失透。(レンズなどの)透過率が失われること
・lint free cloth:けば立ちのない布
・no stranger to:知らないわけではない
・as rare as hen's teeth:非常にまれな→めんどりには歯は無いので、そんなものに歯が生えていること自体珍しい(まれな)ことより。Classic Telescopesでは、クック製のPhotovisual屈折を所有している人が非常にめずらしいので、「Privately owned Cooke Photovisal refractors are as rare as hen's teeth」と書いています。この表現はいろいろ使えそうです:「Privately owned XXX are as rare as hen's teeth」XXXとして、例えば、Zeiss monocentric, Zeiss Coudeなど。
・What's in a name?:名前にはどんな意義があるのか?The all-importannt Dollond logo:極めて重要なドロンドのロゴ。→これもThe all-importannt XXX logoのXXXを変えればいろいろ使える表現です。例:The all-important Zeiss logo:極めて重要なZeissのロゴ。
・in the scheme of things:世のしくみ、物事の成り立ち
・on a par with:同等の
・nothing short of breathtaking:全く息を飲むようだ
・Animum Debes Mutare, Non Caelum!(ラテン語):環境でなく、魂を変えねばならない!
・egregious rogues:とんでもない詐欺師
・hidden agendas:隠れた意図
・hard data:確実なデータ
・yore:昔の
・top-of-the -range:最高級の
・seasoned observer:熟練の観測家
・stack up:(話が)事実と一致する
・doing a PhD:博士号を取得しようとしている
・refractor of old:昔の屈折望遠鏡
・cast iron:鋳鉄
・treatise:論文
・horology:時計学
・to name but a few:ほんの2,3例を上げると
・what counts:重要なことは
・close to home:身近な所
・I gather that:ここでgatherは「集める」ではなく「know/think」の意味(英国ではこの意味でも使われる)
・choice instruments:上等な器具
・give one's take on:~について意見を述べる。(takeに意見の意味有り)
・fall out of favor with:~の寵愛を失う
・couple that:結びつけて考える
・hard to beat:それに勝るものはない
・fairy godmother:願いをかなえる妖精
・wave her wand:魔法の杖を振る
・The Sun has long since set on both the Roman and Brithsh Empires:太陽はローマ帝国と大英帝国の上に没して久しい
・erudite:学識のある
・obituarist:死亡記事執筆者
第3章
・once upon a time:昔々
・paucity:不足
・penchant:強い好み
・formative days:人格形成期
・eke out:生計を立てる、収入を補う
・bear witness to:~の証言をする
・evangelical pastor:福音派の牧師
・love of his life:人生で一番大事な人
・high profile:大物
・speculum:金属鏡
・darling:寵児
・Rome wasn't built in a day:ローマは一日にして成らず
・business acumen:商才
・thriving business:好況産業
・up and down the country:国中で
・tinkering:いじり回す
・incredible discovery:信じられない発見→ありえないこと。incredibleは否定的。下記の文章で使用されている;
As news spread of the incredible discoveries the Clark telescopes were making in the hands of astronomical evangelists, it wasn't long before the commissions for Clark telescopes come flooding in.
→この文章は少し長いですが、下記がポイントです;
newsとof the incredible discoveriesが同格であること
incredible discoveriesがありえない話であること(一種の都市伝説)
astronomical evangelists:天文の伝道師達(熱烈な支持者)
it wasn't long before:ほどなく~する、という慣用句
→意味は下記でしょうか;
クラークの望遠鏡が天文の熱烈な支持者達の手で作られているという、あり得ない(incredible discoveries)ニュースが広まると、ほどなくクラークの望遠鏡に注文が殺到するようになりました。
・gauge:測定する。下記の文章で出てきます;
They were trying to gauge how much off-axis glare the instrument exhibited by timing how long the light from Sirius was perceptible before the star was in view.
→この文章はhow muchとhow longの2つが続き分かり難くなっていますが、下記のように区切って考えます;
They were trying to gauge / how much off-axis glare the instrument exhibited / by timing / how long the light from Sirius was perceptible before / the star was in view.
→how much off-axis glare the instrument exhibited:望遠鏡がどのくらいの軸外グレアを示すか
how long the light from Sirius was perceptible /before the star was in view:シリウスが(アイピースの)
視野に現れる前にシリウスからの光が認知できるのはどのくらいの時間か
→全体の意味は、「彼らは、シリウスが(アイピースの)視野に現れる前にシリウスからの光が認知できるのはどのくらいの時間かを計ることにより、望遠鏡がどのくらいの軸外グレアを示すかを測定しようとしていました。」となります。
・Artificem egregium, speculatorem rerum, coelestium callidum(ラテン語):巧妙な天の物事の思索家にして驚異の製作者。→ハーバード大学天文台がアルバン・クラークに彼の仕事への功労として授与した称号(Master)のタイトル。
・Clark reflected skylight -which is partially polarized- off the back side of his lenses, so that it traveled through the glass twice, and then viewed it with a Nichol prism to revieal striae and other imperfections that would not show up otherwise.
→少し難しい内容ですが、ポイントとなる言葉は下記です;
shylight:大気散乱光 reflect off:光が~に反射して戻って来る
the back side of his lenses:対物の第2面と4面(2枚のレンズの各裏側)のこと
Nichol prism:偏光プリズムの一種 striae:脈理
→したがって、この文章の意味は、「クラーク(の対物レンズ)は、大気散乱光(これは部分的に偏光となっている)がレンズの裏側で反射して戻ってくるので、その光はレンズを2度通過することになります。これをニコルプリズムで覗くと、他の方法では姿を見せない脈理や他の不備が現れます。」となると思います。
・saga:冒険談
・cast a long shadow:影響を与える 下記の文章で使われています。cast a long shadowの意味が分かることがポイントです;
The astounding success of the Clark telescope-making saga doubtless cast a long inspirational shadow over new telescope makers springing up all across the United States.
・homines novi:ラテン語で「新しい人」の意味の複数形。新人。共和政ローマ後期において父祖に高位の公職者を持たず、執政官に就任した者。
・sprawling:広範囲に広がった
・come under the aegis:庇護を受ける。aegisは楯の意味。イージス艦のイージスはこれ。
・maternal grandfather:母方の祖父
・chancellor:学長
・be survived by:遺族は~である(例)He is survived by his wife and by their son and daughter.→彼の遺族は夫人の他に息子と娘が一人ずついる.
・give up some of one's free time to:~のために自分の時間の一部を割く
・stack up against:匹敵する
・give the nod:同意する
・sought after:珍重される
・a princely sum:高額;((おどけて))小額,はした金
第4章
・untimely death:早世
・hone one's skill:腕を磨く
・secure contracts:~契約を取り付ける
・cunning business plan:抜け目のない事業計画。cunning:ずるい、抜け目のない。→試験のカンニングにも使われる。
・rest on one's laurels:栄誉に安住する。
・latent talent:潜在能力
・abject poverty:赤貧
・earn acclaim:評価を高める
・raw ingredients:原材料
・pry:探り出す
・finest minds:最良の知性
・sell like hot cakes:飛ぶように売れる
・from strength to strength:ますます有名に
・Ph. D. supervisor:博士論文指導教官
・remain quite popular:根強い人気がある
・seen in this light:この見地から見れば
・tarnish:曇らせる、変色する
・ostensibly:表面上、表向き
・sought after:珍重される
・fall out of favor:支持を失う
・quip:皮肉を言う
・pop out:ポップアウトとは、ある対象が他の対象から非常に目立って、ポップアウトして(「飛び出して」)知覚される現象
・stack up against:匹敵する
・Caveat emptor!:ラテン語=Let the buyer beware:買主をして警戒せしめよ
第5章
・be credited with:~で名が高い
・never saw eye to eye:見解が一致しない
・mandrel(芯金):パイプを曲げる際にパイプの扁平を防止する金具。
・in his own right:自分自身の能力で
・put ...back on the map:...を有名にする。
・Excuse the pun(駄じゃれを許して)。仏語のpardonを使ってPardon the punとも言う。
・lost on:無駄に
・lacquered brass:ラッカー塗装された真鍮
・cherry pick:慎重に選び取る
・put names to:~の名前を思い出す。次のように否定文で使うことが多い;
(例)cannot put a name to .. :の名前を思い出せない
・dielectric coating diagonal:誘電体コーティングダイアゴナル
第6章
・Jekyll and Hyde personality:二重人格者
・fires of Hades:地獄の業火
・means to do:~する資力
・aperture challenged:口径が劣った→口径が小さいことを指している。challengedには、努力を必要とする、劣った、という意味がある。例:optically challenged視力が劣った,近視[弱視]の。
・memory lane:思い出の小径
・neat = nice, goodの意味。
・workmanlike appearance:手際の良い外見
・provision is made for~:これはprovide forと同じ意味。
・natural fading:風化
・up there with:ひけをとらない
・deteriorate over:経年劣化
・coat of paint:塗膜
・next to useless:役に立たない
・scunner:a strong aversion=強い嫌悪 (often in the phrase take a scunner to)
・be outfitted with:~を備えている
・H. O. C.は日本の会社のトレードマークのようです。(詳細不明)
・as with:~と同様に
・pass my way:私の前を通り過ぎる。私の人生と重なる。
・punchy:迫力のある
・in the cold light of the day:「昼間の冷たい光の中で(見ると)」とは「(翌朝)冷静になって考えると」「興奮が冷めた状態で」ということです。
・long range microscope(長距離顕微鏡)は、観察設備、または実験上の何らかの都合により、レンズを対象物まで近づけることができない場合でも分解能や倍率を上げたい場合に適用する、顕微鏡システムです(一般にはカセグレン系)。クエスター望遠鏡が有名。
・strike gold:(幸運にも)成功する
・aniline:アニリンは空気中で放置すると、だんだん茶色>赤>暗赤と変色する。これは酸化されたアニリン(ポリアニリンとかそういうものの混じりと思われる)に由来した着色。
・great for:~に効く。
・the small hours of the morning:午前3時から午前5時。(昔の日本の)五更という時刻。五更とは、一夜を初更(甲夜)・二更(乙夜(いつや))・三更(丙夜)・四更(丁夜)・五更(戊夜(ぼや))に五等分した称。但し、辞書によっては、the small hours of the morningを四更としているものもあります。
・Ad Astra:ラテン語で、adは「の方へ」の意味を持ちます。 また、astra は「天、星座」を意味し、adとあわせて「天へ、星へ」となります。ラテン語の格言集に、「Per aspera ad astra(ペル・アスペラ・アド・アストラ):困難を克服して栄光を獲得する。」というのがあり、ここでad astraが「栄光へ」という意味で使われています。
・idle simplicity:無用の単純さ
・selonographic:月面の
・Maria:マリア。月面上の、かなりの大きさを持った暗黒部。
・brief window of opportunity:束の間のチャンス
・for a spell:しばらくの間
・sight for sore eyes:見るもうれしい
・cognoscenti:目利き
・shifting sands:流砂
・optical train:光学経路
・put...through its paces: ...の力量を試す。
・battle-hardened:歴戦の
・Starry archipelago:星の群島。夜空の無数の星を詩的に多数の島(アーキペラゴウ)に喩えています。the Japanese archipelago→日本列島。 archipelagoとは、元々は(ギリシャ付近の)多島海を指す。
・the day of yore:昔日
・And boy, was I surprised.→このでの「boy」は、「男の子」ではなく、間投詞として使うと、「おやおや」、「なんとまあ」、「あれまあ」といった感じの驚きの表現になります(アメリカ口語)。
・tip the scale:《口語》〔…の〕目方がある。
・Clamshell:2枚貝のように開閉できるもの。ここでは、鏡筒を載せるためのマウンティングリング(Clamshell Mounting Ring)を指している。
・sense of empowerment:力をつけるという感覚
・barbarous innovation:野蛮な革新
第7章
・bang for the back:出費に見合う価値
・theologian:神学者
・well versed:精通した
・speculum:反射鏡
・quick-silvered:水銀
・perspectives:小型望遠鏡
・in his will:遺言で
・sought after:珍重される
・tender age:若い時代
・reducing sugar:還元糖→塩基性溶液中でアルデヒド基またはケトン基を形成する糖のことです。
・non-conformist:非英国国教徒
・embark upon:乗り出す
・be in demand:売れる
・come into his own with:本領を発揮する
・literally speaking:文字通り
・scores:多数の(人)
・pie tin:パイ皿
・source:調達する
・surplus optics: surplusには(政府、軍などの)放出品という意味がある。
・yenerable:立派な
・yesteryear:過ぎし日、往年
・Chevy:シェビー はアメリカの自動車シボレー (Chevrolet)の略称。'57シボレーとは、1957年型シボレー?
・serve as reminders:~として思い出させる
第8章
・erstwhile:かつての
・first hand information:直接情報
・a pipe and a dog:パイプをくわえた人と犬なのか、意味は不明です。
・quite a few:かなり多数の
・every bit as:~と全く同じ
・set you back:(多額の金額が)かかる
第9章
・cutting edge:最前線
・plethora:過多
・reveal with a mind:明らかにする
・pan:動かす
・a silver of dark sky:a silver ofは「一筋の」という意味がある。通常は、一筋の光(=a silver of illumination)のような使い方をするが、ここでは、光ではなく逆に暗闇に対して使われている。すなわち、二重星を分離する暗いラインをここでは「一筋の暗い空」と表現しています。
・vantage point:有利な地点
・serene:のどか
・provide the impetus for:~を刺激する
・be fortunate enough to:恩恵に浴す
・come of age:成人になる
・sounding line:測深線
・couch:述べる
・sidereal system:星のシステム
・to boot:その上、おまけに
・cognoscenti:通
・morass:沼地、泥沼
・mensuration:測定
・inch:少し進める
・elucidate:明確にする
・both sides of the pond:大西洋の両岸で
・headlong:まっさかさまに
・grandest:雄大無比
・so as to:~するほどに
・e-line:フラウンフォーファ線の記号e(波長438nm)のこと。
・tried and trusted:実証済みの
・right from the beginning of:始めから
・ambient air:周囲の大気
・manifest:現れる
・deleterious:有害な
・aghast:びっくりする
・go a long way to:大いに役立つ
・lend credence to:裏付ける
・beyond all reasonable doubt:全ての合理的疑いを超えて。すなわち、合理的に見て疑いの余地がないほどまでに。
・single it out:それを選び出す
・precautions:用法注意
・under more trying circumstances:より厳しい状況下でも
・note:音色
・crumbling away:消滅しつつある
・in the mind's eye:心眼
第10章
・the bang for the buck:出費に見合う価値がある。
・disposable income:可処分所得
・notwithstanding:~にもかかわらず
・try his hand:やってみる
・Given that:~だとすると
・in situ:現場で
・hold down a job:仕事をがんばって続ける
・cross the Rubicon:重大な決意をする。←カエサルのルビコン川を渡るより
・limited run:限定生産量
・final blow:追い打ち
・the working weight:全装備重量
・wear marks:擦りあと
・fool's errand:むだ足
・see fit to do:~しようと決心した
・leave little to be desired:申し分のない。→逆は、leave much to do desired
・let it go:あきらめる
・discerning amateur astronomer:違いの分かるアマチュア天文家
・drool-worth:よだれもの
・make light work:楽にやってのける
・vista:眺望
・ready at a minute's notice:とっさですぐ間に合う
・fast on heels of:~のすぐ後で
・contributing editor:日本では馴染みがありませんが、意味としてはフリーの編集者がどこかの雑誌専属のような形で働く(企画を出したり、誌面を編集したりする)ことをいうようです。
第11章
・albeit:~ではあるが
・pedigree:家系
・hand down:遺産に残す
・The finest things come in small parcels:極上のものは包みが小さい(英語の慣用句)
・top-notch:最高の、一流の
・coaxial:同軸の
・in the long run:長期的に
・makeover:作り替え、改造
・settle for:~で手を打つ
・as it turn out:結論から言うと
・in the cards:ありそうな
・shelve:延期する
・heirloom:家宝の
・between work and clouds:仕事と曇りの日を除いて。
・find stuff with setting circlesの「stuff」について;ここでは、stuffとは、「(知らない)もの」の意味。米国の日常会話で、何か知らないものを指すときによく使われる。(例)Can I have that white stuff?(あの白いものを下さい)setting circleは目盛環。したがってこの文の意味は、「目盛環で知らないものを見つける」です。
・you will not miss a go-to at allの説明;この文はnot...at all(全くない)とmiss a go-toに分かれます。go-toは辞書には載っていませんが、go-to telescopeで使うgo-toの意味(自動で天体を導入)と思われます。したがって、文の意味は、「導入のミスは全くない」です。
・work of art:芸術作品
・pretty telescopeの「pretty」について;prettyは、日本語の「かわいい」ではなく、外見が美しい、きれいということです。日本語の「かわいい」にあたる英語は「cute」です。尚、beautifulは内面の美にも使われます。
・a casual urban observer:ここで「casual」は、下記例文のように「たまにしか~しない」の意味;
(例)casual user of the library service(図書館をたまにしか利用しない人)
・speak volumes about:~を証明する
・at the end of the day:要するに
・happy camper:camperは文字どおり「キャンプをする人」ですが、"a happy camper"でキャンプとは関係なく「機嫌がいい人、とても幸せな人」という意味になります。
・laymen:しろうと
・sport:誇示する
・AA battery:単三電池
・skimp:節約する、惜しむ
・it pay not to skimp on sturdiness:このpayは「払う」という意味ではなく「割りに合う」の意味。
(例)否定文では、“It doesn’t pay to do that.” そんなことしても割りに合わない。
・hit on the idea:着想が浮かぶ
・jack of all trades:何でも屋
・wedge:楔、V字の意味だが、ここではフォークマウントのこと。
・drive rateのsolar, lunar, sidereal, and kingのkingについて:これはキングトラッキングレート(King tracking rate)のことで、天体の追跡に大気の影響を考慮したモードを示す。Edward Skinner King(1861-1931:米国の天文学者)がそのアルゴリズムを開発し、彼の名を取って付けられました(ロスマンディのマウントにもこのモードがあるそうです)。
・If it ain't broke don't fix it:どこも悪くないものを変にいじるな(英語の慣用句)
・a raft of:たくさんの
・imitation is the sincerest form of flattery:真似することが最も誠実なお世辞になる(英語の慣用句)
・limited run:限定生産版
・age-old:昔からある
・put somebody off:やる気を失わせる
・run into:偶然出会う
・avoid...like the plague:...に近寄らない
第12章
・world at large:一般世界
・can not go far wrong with:~で間違いない
・come alive in:真に迫る
・sourced from:~調達した
・have the presence of mind:~するほど落ち着いている
・in bad shape:調子が悪い
・wear and tear:消耗
・from the ground up:徹底的に
・prone to:~しがち
・buffer:磨き布
・turn the ends square on a hobby lathe:ここでは、「ends square」がポイント。 end squareは鋼管の管末形状を指し、「管長に対し直角に」の意味。 (例)End Square Cut:管長に対し直角に、ただ真っ直ぐに切断した状態。鋼管の管末形状 を示している。
・visibly moved:感激の面持ちで
・a surprisingly moving:心の琴線に触れる
・corrode:腐食する
・quite a few:かなり多数の
・throwaway statement:辞書によれば、something that someone says or writes quickly, without thinking carefully about it(熟考せずに素早く何かを言ったり書いたりすること)。
・rock solid:安定している
・distinctive voice:特徴のある声
・walk over to:~に近づく
第13章
・provenance:由来、出所
・right off the bat:すぐに
・rejuvenate:新品状態に戻す
・shy away from:~するのを避ける
・ill-guaranteed returns:利回りが保証されていない
・hoodwink:だます
・necromancy:魔術
・warts and all:ありのままに
・human nature being the way it is:人間の性質として仕方のないことですが
・Imitation is the sincerest from of flattery:真似することが最も誠実なお世辞(英語の諺)
・irrespective of:~に関わりなく
・bona fide:誠実な
・brass telescope with leather covering:これは、例えば、伸縮式の真鍮製筒の望遠鏡で 伸縮しない一番外側の筒のみ革で被われているもの。
・lens was a lemon:lemonには「できそこない、欠陥品」の意味がある。
・in no uncertain terms:単刀直入に
・genuine article:本物、純良品
・the moral of te story:この話の教訓
・All that can only be a good thing:良いことづくめ
・outreach:普及活動
・alarming rate:深刻な割合
・status quo:現状
・interested person:利害関係人
・well meaning:善意の
・right person:適任者
・pay it a visit:訪れる
エピローグ
・snuggle:すり寄る
・clutter:散らかす
・netherworld:冥界
・120 diameters:120倍
・gobsmacked:びっくりした
・covenant:盟約
・coalescing:生育する
・engulf:飲み込む
・spell:(ひと続きの)期間=period
・all those years ago:過ぎ去りし日々